ニッチな商売は価格設定が自由に出来るが、いつまでもその価格が続く思わないこと。
ニッチな商売、ブランドが確立出来ている商売は価格設定が自由である。
価格設定
ニッチな商売は価格設定が自由であって
俗にいうブルーオーシャンってやつです。
僕も6年前ぐらいまでブルーオーシャンと呼ばれても過言ではない業界にいました。
ただ噂に火がつくとすぐに拡散してしまいます。
「あいつは何であんな儲かってんの?」
「あの商売は儲かるぞ!」
と世の中で捨てるモノがない人達が食いついてきたり、貧乏な人も食いついてきたり、金持ちの人がもっと金持ちになる為に食いついてきます。
金持ちの人はまだいい。
金持ちの人はお金が欲しいから価格破壊とかを起こさない。
お金が欲しくて始めたのに、貰えるお金を安くする意味はないから。
ただね、貧乏な人が食いついてくるとヤバイ!
貧乏な人が商売を始めると、価格破壊が起こる可能性が凄い高まる!
真似る
真似て商売を始める。
お金持ちの人→お金欲しいから値下げはしない。徐々に人材育成をしていく、もしくは引き抜いていい人材を獲得する。余剰資金があるから長い目で見て商売が出来たりする。
貧乏な人→やってみる。意外にお客さん来ないなー。ゼロよりはマシだから他社より値下げをしよう。資金が少ないから早く元を取りたがるばかりで1ミリも先を見通せずに小銭でもいいから欲しいとなってしまう。
このゼロよりマシだからって考えがヤバイし、甘いし、ブラック企業を生む原因だと思う。
サービスを安くして、多くの顧客を呼ぶ事にすると、自然と利益も下がる訳で、そうなると社員への還元も勿論出来ない訳ですよ。
そんな事は何も考えずに安くしたら顧客を獲得出来たって大喜び!
よし!じゃもっと安くして、もっと沢山人を呼ぼう!
てなる訳で、勘違いが進んでいく。
しかも、格安にしたら、利益が薄くなるからその分コストを安くして多店舗展開していくしかないんですが、そんな事は頭にない。
元々が貧乏だから、少しのお金で満足してしまう。
しかも、貧乏だからお金の付き合い方も知らないし、大金を持った事もないからスグにアホみたいに散財してしまうから多店舗展開すら出来ずにいて、経営者は自分の欲の為にお金を使ってしまう。
おかげで劣悪な現場の環境は良くもならない。
続くと
そうなると、業界全体がブラックの印象も定着してくるし、格安店のせいで、今までは価格に文句を言ってこなかった顧客が
「〇〇はこれぐらいの値段だよ。」
「おたくは高いなー。」
「〇〇と値段合わせて下さいよ!」
なんて言ってくる。
その分サービスを良くします。と言った所で相手も経費削減出来るならしたい!と気持ちいっぱい表現してくる。
最悪の場合は契約打ち切り、乗り換えなどもある。
ただ格安店が潰れるのを耐え忍ぶか、上等な顧客だけを取るか、と色んな選択肢がある。
僕の会社は後者の
「上等な顧客だけを取る」
を選択した。
結局安いお金を支払い来る顧客は態度が悪かったり、問題が多い事がある。
高級店で騒ぎ立てるような人はあんまり見ないが、牛丼屋、コンビニで騒ぐ人はよくいる。
お客様だぞ!
てお客様ヅラするのは低料金な場合が本当に多い。
お金持ちはサービスが悪かったらすんなりスゥッといなくなる。
騒いだりしない。もし、気にくわない事があるなら責任者にコソッと言ったりする。
学んだ事
どんな商売でもブルーオーシャンからレッドオーシャンになる可能性はある。
その時に沢山の選択肢があると思う。
価格破壊に付き合うという人もいると思う。
価格破壊が起きない商売はブランディングがしっかりしているサービス内容がしっかりしている。
など他会社との差別化が出来るかが重要だと思う。
それには自分にしか出来ない事なども含まれると思う。
沢山の言い方をしたけど、信用が1番だと思う。
顧客の信用を勝ち取ったものだけが生き残れるじゃないのかな?と。