近所に必ず1人はいた関わっちゃダメっていう変なおじさん
ふと思い出すと幼少の頃に周りの大人から関わるな!て言われていたおじさんって何者なんだろ?
何故関わっちゃいかんのだろう?
記憶も曖昧でただ変わっているからっていう偏見で関わるな。て言われていたのかな?
あの時はただ周りの大人から言われたからその通りにしていたけど、そういう常識の外側にいるおじさんからの方が学べる事が沢山あったのではないのだろうか?
と思う。
確かに見た目やらは周りにいる僕の中での大人とは少し違っていたというか、纏っている雰囲気が違う感じがした。
ただそれだけだろうか?
たったそれだけで村八分になるだろうか?
例えば地域貢献のような田舎ならではの行事に参加しなかっただけだとか。
町内会に出席しなかったとか。
大した事ないような事で大人のイジメがあったんだろうか?
田舎の情報網は凄い。
元々のコミュニティが狭いから何かするとすぐに噂が回る。
僕が高校生の時に、友達がバイクに乗って家に遊びに来ただけで
「あそこの家は暴走族の溜まり場」
なんて噂を流されたこともある。
簡単に噂が流れる。
そんな状況で暮らしている時は全く何も思わなかったんだけど街を出てから、ふと思い出すと何か怖い気もする。
例えば、僕なんかが今その街にUターンしたとしたなら、
「会社を若いうちに作ったはいいけどすぐ潰して帰ってきた」
なんて嫌味を言われかねないと思う。
ちなみに僕はもう会社自体は6期目で、個人事業主からあわせると9年目だ。
だけど田舎にいる人の時っていうのは止まっているようなもので10年前のことを平気で昨日のことのいう人もいる。
普段の生活での情報も少ないものだから、自分の住んで居る街のちょっとした話題を常に探しながら、街を監視しているように感じることもある。
だからといって事件やらが起きないことはない。
街の警備の為に目を光らせているわけではなく、常に明日の話題を探しているようなものだから。
もしかしたら、変なおじさんもそんな話題がない時の話題作りの為に犠牲になってしまったのかも知れない。