配当金生活のやまださん

2018.2から不労所得生活。経営者→億り人→不労所得生活→労働者

MENU

理想と現実のギャップに負けて辞めていく新卒美容学生達

こんにちはヤメ王(@yame_ohです。

元美容系の経営者なので美容師の資格は持っており、勿論学校にも通ったんですが美容専門学校出た後に美容師なった人達はずっと美容師をやっているのか?何故すぐに辞めるのか?と思いませんか?

 

 

 

新卒で入った美容室はすぐ辞める

f:id:ty0513:20180916132850p:image

美容学生が新卒で入った美容室は2年以内に8割の人が辞めています。

何故せっかく入った美容室をすぐに辞めてしまうのか?

サロン見学などで良い印象を受けたのではないのか?

など疑問が浮上すると思うんですがその理由は簡単です。

美容学生内でのマウンティングがあり、それを制したい。

美容学生の大半はキラキラウェーイ系のとても頭が良いとは言えない人が多いです。

僕もその中の1人でした。

その中で有名美容室に勤務できるという事は美容学生内でのマウンティングを制した事になります。

入ってどうこうよりも学生期間内でのマウンティングを取ろうと必死な人が多いという事は事実です。

「あの有名店に決まったの?凄い〜!!」

なんて言われたい願望の強い人が多いです。

深く将来の事を考えずに目先だけの事を考えてる人が多いんですね。

原因の1つはこれです。

卒業したらそんなものはどうでもよく、遊ぶ事も中々ままならなくなることも知らずに。

 

就職したら地味な仕事がすごく多くて安月給な上に自由な時間が少ない

これも大きな要因になります。美容専門学校で習う事のほとんどは美容室での実務には役に立ちません。

美容学校で習う事は国家試験に受かる為のものであって、お客さんには使えないようなものばかりです。

新人の仕事は基本アシスタントと呼ばれ、髪を切ったり、染めたりなど施す人スタイリストのアシストをするのが仕事で激務です。

更にはスタイリスト、お客さんと2人に気を使わないといけないのでとても楽しいと言える仕事ではありません。

更には営業前には掃除やらの雑用もあり、やっと自分の技術を習えるのは営業後もしくは休みの日になってしまいます。

休みの日の講習会などでは実費でいかされる美容室などもあり安月給な上に自分の欲を満たせるものに使える額はわずかとなります。

このように脳内がお花畑の人が美容室に勤めると現実と夢の間でギャップが生じてしまいすぐに仕事を辞めてしまいます。

 

 

じぶんのせいには出来ない

新卒でせっかく入った美容室をすぐに辞めてどこに行くかというとまた美容室に行く人が多いんです。

理由はというと

「自分に店が合ってない」

そうです。お店が悪いと思います。

なので自分のせいではなく、お店のせいにしてしまいます。

確かに合う合わないという事はあると思います。

客層などでも年上過ぎてお婆ちゃんばかり来店するお店よりも、若者の間で多少話題になっているお店の方が楽しそうな感じがしたりします。

自分に合うお店を見つけるのは運と言っても過言ではないでしょう。

自分の悪いところも見直せるようにならなくては暫くは転々としてしまう事になります。

 

有名店は承知の上で採用

新卒でも多くの人を採用しています。

何故ならすぐに辞める人が出ることを配慮して採用しているからです。

有名店などではある程度厳選し、採用していますが人の心変わりなど承知の上で新卒を採用しています。

大体の新人のことを「多分辞めるだろうな〜」程度で雇っています。

だから、安心して辞めていいんですね。

元々期待はされてないので。

辞める際に多少引き止められたりすると思いますが、それは求人にかけたお金を回収しきれてないからだと思います。

すぐ辞める人にも求人に経費や時間がかかっているので経営者からしたらただ赤字を垂れ流してしまったとなってしまいます。

ですが、気にする必要はありません。店への恩返しなんてものは4、5年経たないと出来ないから。

スタイリストになり多少売上を上げれるようになってやっと恩返しが始まるので恩返しなんて考えていたら辞める時期を逃してしまいます。

辞めたいと思ったら辞めましょう。

 

 安心して辞めてもいいが店のせいにしないで自分を見つめる

辞めても全然いいと思うんですが、店のせいや人のせいにしても始まりません。

自分が甘かったんです。本当に自分が好きなことが美容なのか、休みの日が充実している方がいいのかなど、自分が本当に求めるものを見つける必要があります。

 元美容師で工場で働いているとか山ほどいます。仕事にやりがいを求めるのではなく休日を重要視するようにシフトチェンジしたんですね。

自分が本当に求めるものを探すのが1番いいと思います。