社員は家族です。は社長の自己満足に過ぎない
こんにちはヤメ王(@yame_ohです
経営者時代の熱い思いを思い出しましたが綺麗事過ぎて今思うと寒い人かもしれません
社長の言う「社員は家族」は迷惑?!
昭和の社長と言いますか、熱い社長と言いますか
「社員は家族です。」
というタイプの社長でした。実際に言ってしまってました。
今考えれば松下幸之助に影響を受けたのか、どこでそんな事を覚えてきたのか思い出せもしないのですが、そんな事いってました
この台詞って完全に社長という自分に酔いしれている気がしてならない。今になって考えるとキモいな〜と。年齢も然程離れてもいない社員にそんなこと言って、影で笑われていても仕方がないでしょう。
言われた方は
「は?家族とかやめて〜!あんたと家族にはなりたくないわ!」
て感じになると思います。
確かに家族と思っちゃうのてどうなんでしょうか?
社長自身のご都合的な感じでしますね
しかも、昭和の亭主関白的な
家族なんだから辛いの当たり前!
家族なんだから協力しあえ!
家族なんだから!家族なんだから!家族なんだから!
て社長からしたらみんなをまとめるためには良い言葉である感じがする
家族っていっても結局は小さな会社の財布の紐は社長が握っているわけで社員に渡す給料(家族へのお小遣い)も社長の匙加減であって
家族内にも得する人損する人なんてのもあって平等ではなく長男ひいきなどの昔ながらの風習が色濃く残っている会社なんてのもあるわけで
本当に家族ってのは社長の自己満足なんだよな〜て思っちゃいます
社員は家族でも何でもなく仕事したらそれに見合った報酬を頂ければそれが父親母親でなくとも近所のオッさんでも隣町のオバさんでも遠い県のお婆ちゃんでもいいわけであってぶっちゃけ誰でもいいんですね
給料をこの人から貰いたい!なんて聞かないですし
ここまで社長を悪く言ってしまったが、社員もそうであって
家族って言葉に納得してる割にすぐどっか行くし
簡単に家族辞めまーす!みたいな人はゴロゴロしている
そんな時も社長は自分の足で立ち上がらないといけない。家族がいなくなっても一人でやっていかないといけない
社員を家族と呼ぶ前に仕事をしなくちゃいけない
家族と呼んだからって社員の心を繋ぎとめれるわけではないので、ちゃんとして大人の姿を見せないといけないのと、報酬を払わないといけない
戦後の貧しい日本なら飯をあげるだけで働いてくれる人もいたと思う
けど現代は現代で物は充分に有り余っている
お金以外にも、やりがいやら、刺激やら、面白みやらを用意しないといけない
必要ならヒエラルキーを刺激しないと誰も頑張らない
頑張らないで結果の出る会社なら全然問題もない
社長も本当は会社が回るなら社員を雇いたくなんてない
だって1番人が面倒だし、問題を起こすのは決まって人だからリスクは人
けど回らないから人を雇うしかない
どこまでいっても人と人の問題になってしまう
家族なんて都合の良い耳障りの良い言葉よりも背中を見せる事の方が重要な気がする
人なんて感謝の気持ちはすぐに忘れてしまうから。
社員を洗脳する事に集中するのではなく、社員に尊敬されるような社長になれば自然と人はついてくるんではないでしょうかね。
僕は肌でそう感じたという話です。